ひとしずくのことのは
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目的地ははるか遠くにあって
そこまで行こうと進んでも
近づくことすらできない
急がば回れというけれど
ただまっすぐ進むだけでは
ずっと辿り着けないままで
もうこれ以上歩けない
そこまで辿り着いた時
両手を前いっぱいに伸ばしたら
何が掴めるようになるだろう
もう誰でもよかったから
あの子から放たれる光を
守ってあげて欲しかった
もっともっと光輝くのを
そばで眺めていたかった
時に後ろを振り向くのは
誰もが持っている弱さで
自分の思いを貫くために
捨てなければならないもの
突きつけられた現実
正面から向かい合えなくて
様々な方面に逃げたりした
でも少しでも形にするため
もがきながらも前へ進む
誰がなんと言おうと
私は尊敬していたし
羨ましいと思っていた
鏡の中の世界に行くのは
誰もが辿り着く道だけれど
こんなに早いと誰が
想像できただろう
ようやく思いが叶えられる
場所を発見できたのに
過ぎ行く時の流れは
夜の闇にも映らない
鉱石の壁を覗き見ても
向こうはぼやけていて
小波の音が薄らいだ時
大切な物は消えていた
色褪せていくこの記憶を
鮮やかなまま残していたくて
日々抵抗を試みるけれど
気がつけば失われていて
自分にしがみつくしかない
ここで憤ることしかできない
時にひとりで
立ち止まって
なんだか急に
寂しくなっても
周りを見れば
そばにいて
くれている人が
必ずいるから
この想いありのままを
君にうまく伝えるには
どうしたらいいだろう
しまっておくだけでは
あまりにもったいない
心動かされた出来事を
共に感じてもらうには
どうしたらいいだろう
一方向しか進めない私に
よそ見をしてもいいと
教えてくれたことを
覚えているだろうか
一歩を踏み出していく
その足取りが少しずつ
軽くなってきたことに
気づいているだろうか
またいつか会えるのなら
大声で笑いあいたい
色々な話がしたいと
あなたも同じように
思ってくれているだろうか
その背に負ってるものを
ちょっとの間だけ
下ろしてみよう
ひと休みしてみよう
肩をまわして伸びをして
もう一度背負い直したら
さっきより荷物が
軽くなる気がするんだ
くっきりついてる
肩の痕がちょっぴり
薄くなる気がするんだ